since 1999

MIYAWAKI TOSHIRO MUSIC SCHOOL in SHIMOKITAZAWA

                    

 LESSON

【重要】レッスン料金改定のお知らせ
諸般の事情から、2024年1月より平均¥500の値上げとなります。詳しくは「5.料金」をご参照下さい。なお、現在チケットをお持ちの方は追加料金無しでそのままご利用になれます。

2023年11月からレッスン教室が下北沢になります
下北沢駅東口徒歩1分30秒です
(※レッスンご予約された方に詳細をお送りします)

待合室が無いため、レッスン開始時刻0〜5分前にお越し下さい。
お客様用のトイレが無いため、近くのトイレをご案内させて頂きます。
以上、何卒ご了承下さい。

※ 現在オンライン個人レッスンでは通信環境確認を兼ねて
初回のみ30分前後の無料体験レッスンを実施しています。
すでに当ギタースクールへ直接通われている人も対象です。

初回レッスン料金¥3,500(60分)となります。詳細は「7.予約」をご参照下さい。

レッスンの模様サンプル動画 →実技編 →音楽理論編

2020年1月よりレッスンの模様をフルハイビジョン方式で録画し、レッスン終了時にUSBメモリでお渡しする方式になりました。

1. 理念

理念

天才では無い人のためのスクールとして

エレキ・ギターの特殊性を考える

 エレキ・ギターの歴史はとても浅く、一般に普及してからまだ数十年しか経っていません。ロック、ブルースは特に個性を重視する音楽ですから、他の人に無い音が出ていれば、それがどんな弾き方であろうと、存在価値が認められる場合が多いと言えるでしょう。クラシック界では、音程感の無いしわがれ声のオペラ歌手はほとんどあり得ないことから考えると、ロック、ブルースの世界はかなり特殊であるといえます。また、ヒステリックな音しか出せないヴァイオリニストもほぼあり得ませんが、ロック、ブルース界ではそのインパクトがむしろ歓迎されてレコーディングで使われたりもするわけです。このようなポピュラー音楽の状況を踏まえた上で、練習の果てに目指すところは何処なのかを考えていく必要があります。

良い音を出したい

 最近でこそあまり耳にしなくなりましたが、先輩ギタリスト諸氏から語られそうなギター奏法についてのアドバイスを以下に示します。
「もっとしっかりピックを握ってピッキングしないとダメだよ。」
「弦を切るくらいに強くピッキングすれば太い音が出る。」
「ダウンとアップは均等にピッキングするのが基本だよ。」
力強く太い音を出すために、ピックをしっかり握ってバキッとピッキングするというのは、ある種分かりやすい図式ですが、実際の出音はむしろ逆になることが多いのです。他の楽器でイメージしてみます。
以下、いくつかの楽器に於ける音についての考察です。

■ヴァイオリン
力まかせに弓を引くと、響くというよりキィキィという音色になる
■ヴォーカル
喉を締めて高音を苦しそうにシャウトする素人声
ヴォイストレーニングをきちんと受けたプロの歌手の、身体を響かせる声
■トランペット
思いっきり息を入れると、ブハァツ!という音しか出ない
■ドラム
16分音符でハイハットを刻む時、両手を均等で叩くとおもちゃのドラムみたいになる。
強弱を効かせると音楽的抑揚が生まれる。


上記の点からギターについて考察してみると、
→ギターでいうとダウンとアップはむしろ均等では無いことが自然
 ギターのトーンに於いて称賛の意味で語られる太く温かい音とは、アタッキーな音では必ずしもなく、倍音豊かな弦振動によって得られると考えています。弦を力まかせに弾くのではなく、弦振動のきっかけを与える・響かせるというイメージです。

天才に肉迫する方法論を探る

 現在プロとして活動中のギタリストの多くは独学でギターを修得した人達です。彼らのインタビュー記事には「自分のやりたいことをやれ、理論に縛られるな、夢は実現する!」などといった言葉が書かれています。忘れてはならないのは、彼らの陰には同様の方法論で陽の目を見ることなく消えていった、何万人ものギタリストがいるということです。
 ギターを手にして、最初から理想的なフォームで弾ける人はごくまれです。しかしエレキは良いトーンが出ない理由を機材のせいにしがちです。どこのカラオケボックスに行っても、いい声の人とそうでない人との違いは分かるものです。もしも「エレキは得意だけどアコギは苦手」だとしたら、それはフォーム(弾き方)が偏っていると考えられます。耳の感度が良ければ、「良い音」になるようにフォームが自然と矯正されていくこともあるでしょうが、普通の人にとっては、はっきりいって難しいでしょう(ちなみに私もそうでした。。)。加えてエレキ・ギターは、楽器単体で音は完成せず、ギター・アンプ、時にはエフェクターや、それらをつなぐシールドという複合的な要素によって、どの弾き方がベストなのかが見えにくくなっています。たとえばパチパチと耳に痛い高音を連発するギタリストも、ギター本体のトーン、ギター・アンプのトレブルを絞ればモコモコの音になるわけです。だからこそエレキ・ギターをマスターしていくためには、特に最初の段階で熟知した人のアドバイスが欠かせないのです。
 当ギタースクールでのレッスンを別の言葉で言い換えるなら、「がんばれ王貞治!長嶋を追い越せ!」ということです(王選手も天才型という説もありますが、天才人長嶋選手との比較という一般論として)。つまり、合理的な努力によって天才肌のレベルまで近付くことです。以下にその具体的なイメージを示します。

・楽器店でギターを試奏するとき、コピーではなく自分なりのフレーズが弾ける
・マーシャルに直でつないでも蚊の鳴くようなカリカリの音にならない
・どんなコード進行でも、コードの流れに沿ったアドリブが展開できる
・ライブ後、「すごいねぇ!」ではなく「いい音してたよ!」と言われる
・アコギを弾け!と言われても苦手意識を持たない
 奏法的に示しますと、
・スリー・コードのアドリブがバッキング無しでもコード感を見失わず弾ける
・マイナー・ペンタ、メジャー・ペンタを混ぜてコードごとにチェンジして弾ける
・コードに合った複音フレーズが自在に弾ける
・オルタード7thスケールなどを自在に駆使してジャジィなアドリブを展開できる
・レスポールでもキレの良いカッティングが弾ける
・音が温かくて太い

相対的に差異を認識する

 当ギタースクールの特色といえるのが、同じセッティングのギターを講師と生徒とで交互に弾き比べるレッスンです。時には1本のギターを講師・生徒で持ちかえて弾き比べすることで、弾き方の違いによる音色の差を認識できるようになります。特にコード・カッティングの導入部分でこの手法を採ります。
 当ギター・スクールでは、理にかなった正しいフォームを身に付けることを重要視しています。ただし、フォームを単に強制するのではなく、なぜそのフォームだと音が良いのかなどの説明を加えていくので、納得しながら正しいフォームを確認・矯正していくことができると思います。もちろんここでいう"正しい"というのは、オーソドックスで合理的であり、何時間弾いても疲れない弾き方という意味であり、高校球児が一様にバットを方に乗せたバッティング・フォームと似ています。万人にとっての最大公約数的なフォームです。したがって一風変わった弾き方等を否定するものではありませんし、変わった弾き方には、それでしか出ない音色があるわけですから。オーソドックスなフォームを理解しておくということは、どんなフォームで弾くにせよ、有用であると考えています。
 レッスンで気を付けているのが、私個人の弾き方の押し付けであってはならないということです。ギターを持たずに手を振った時の自然な手の動きを生徒自身で認識してもらい、その動きに沿ったフォームを身につけるやり方です。その人自身にとっての最も動きやすいフォームであって、講師のフォームではない、この点を重視しています。もちろん、先に挙げたようにエレキ・ギターの特殊性から、その人自身が個性を望む限り、その弾き方を否定するようなレッスンになってはいけないと心がけています。フォームの見直しについては、生徒さんがフォームを改善してスムーズに弾けるようになりたい、と希望される場合に限っています。もし私のレッスンが生徒さんの望まない方向での押し付けに向かっているとすれば、その時はどうぞ遠慮無く言ってください。個性の尊重は全てに於いて最優先すると考えています。

2つのフォームを提示する

 今まで私は偏ったプレイ・フォームをひととおり経験してきたので、「こういう弾き方になってますよね?」というようにスムーズでは無いフォームを弾いて見せることができます(なんかあまり誇れることでも無いような気もしますが)。このレッスン・スタイルにより、偏ったフォームで悩んでいるギタリストに対して、理にかなったフォームへのある程度の道筋を提示することができると思います。

アドリブ演奏とミス・トーン

 アドリブ演奏については、ペンタトニックから始まり、オルタード7thスケールなどのジャジィなスケールまで、幅広く取り上げていきます。どんなジャンルの演奏でもこなせることを目標とした上で、馴染みの深いペンタトニック・スケールの奥深さなども発見できることが大切だと考えます。たとえばそれは、「スタンダード・ジャズのコード進行を可能な限りマイナー・ペンタで弾き通す」というレッスンだったりします。もちろんそれは、コード進行の解釈と標準的なスケール・チェンジとコード・アルペジオの練習が終わってから取り上げる内容ですが。
 当ギタースクールの室内は少し暗めで、生徒さんにスポットライトが当たっています。レコーディング・スタジオを彷彿とさせる雰囲気を演出することで、ミス・トーンを出すと、〝 痛い 〟状況になります。ミス・トーンを撲滅していく最大の効果的方法は、ミス・トーンを出して「やばい、しまった!」と後悔し、その理由を検証していくことです。1000回ミス・トーンを出したら、さすがにその音を出したくなくなることは容易に想像がつくと思います。レッスンでは、カンだけ頼りに弾いていたら、ミス・トーンが少し出てしまう、という難局の場面を多数用意しています。カンだけで乗りきれるのだったら、そもそも理論の勉強などせずに済むわけなので、カンだけで乗りきれる/乗りきれないという境界線を提示することによって、音楽理論習得の必然性も認識できると考えています。

教えるという技術について

 「今日は何やる?じゃあセッションでもしようか。」というレッスンは、そのギタリストに憧れてやってくる人にとっては有効なスタイルでしょう。私だってジェフ・ベックのレッスンを受けられるとしたら、「ちゃんと分かりやすく教えてくれ」などという思いは抱かずに、ただただそのプレイを肌で感じることに意識を集中させます。「どうやって弾いているんですか?」「そんなの分からないよ、とりあえず僕のプレイを見て吸収しなよ。」という会話であっても不満は抱かないはずです。
 大学のゼミと小学校教育を想像してみて下さい。大学のゼミは希望する教授に学生がつき、時には教授の研究を手伝ったりしながら学んでいきます。分かりにくいことがあっても、それは学生自身が努力することが基本的には求められます。「教授、あなたの教え方が悪い」というのはなかなか口に出せない雰囲気です。それに対して小学校教育では、まず何よりも子どもたち一人一人の名前を覚え、個性を理解することから始まります。子ども達が理解できないとしたら、それはわかりやすく教えてあげられない先生の教える技術が悪いということになります。塾だとその傾向はもっと顕著であり、すぐクレームとなって現れます。やる気の出ない子どもにやる気を出させるような雰囲気を作ってあげることもまた、教師の役目です。大学ではそのようなことは求められません。講義をしてその内容に学生がついていくかどうかは、あくまでも学生側の問題です(小学校の先生的な教授もいらっしゃいますが、ここでは一般論として述べています)。
まとめてみます。

教えるという側面から、以下に比較スタイルで示します。

大学・大学院教授
教授は最先端の研究に没頭し、ゼミなどで学生にも協力させることがある。師匠・弟子の関係に実は近い。理解できないとすれば、学生自ら図書館に通うなどして自習する必要がある。その方法は自ら探る必要があり、教授の教え方がわかりにくいのでやる気が出ないというクレームは成立しにくい。
小学校教師
子ども達の顔と名前をまず覚え、一人一人の性格に応じた教え方の技術が何よりも求められる。こども達は義務教育としての”自分の習熟度に合わせた勉強環境を提供してもらえる権利”を有している。生徒がなりたい人の目標は、宇宙飛行士、レーサーなど多種多様。教師はそれに向かうための手助け的な存在である。
ギター講師(大学教授型・アーティスト活動があくまでもメイン)
訪れる生徒の目標自体がそのギター講師であることが多い。ついていける・いけないかは生徒の努力次第。講師の教えは絶対的であって、講師からの説明が無くても生徒は目で(耳で)その技術を盗んでいかなくてはならない。師匠・弟子という一子相伝型、スターウォーズでいうところのマスターとパダワンの関係とも(?)。厳しい修行の末に時代を代表するギタリストが育っていく可能性がある反面、ついていけなくなって脱落する生徒の発生も懸念される。結果として、講師が生徒を取捨選択していくということになりやすい。
ギター講師(小学校教師型・当ギタースクールがこの方向性です)
訪れる生徒の目標はさまざまで、講師はあくまでその実現のための手助けをするという、透明的立場。生徒がわかりにくいと感じるとすれば、それは講師の教える技術が不足していることが原因。講師は絶えず生徒のモチベーションが高まる教材の提供に努力する必要がある。講師は生徒を選ぶ立場に無く、習字やそろばんのお稽古ごととして、あるいはギター講師が教え方のノウハウを吸収するために、また、プロ・ギタリストが苦手スタイルの克服のために利用するなど、その位置づけはあくまでも習う側に委ねられる。生徒一人一人の特性に講師側から近づいていくレッスンを信条としている。


 上記の概念については、かつて教師を目指し教員養成系の大学で教育学と教育心理学を学んでいく過程で意識するようになりました。小学校の授業に関する講義では、「予想される子どもの反応」という内容もあって、義務教育ではそういうことにも配慮しながら授業内容を吟味していくことが必要であると知りました。生徒がついてこれるかこれないかは、生徒側よりもむしろ教える側にある、と当ギタースクールが考えるのはそのためです。教える技術とはまさにその辺りを指しています。

生徒にとっての憧れのギタリスト

 当ギタースクールに訪れる方にとっての憧れのギタリストはさまざまです(宮脇本人のスタイルを吸収したいと申し出て来られる人もいますが、それは少数です)。私は基本的には、生徒が目標とするギター・スタイルをマスターしていく、その手助けをする立場であると考えています。それは私自身がこの20年近くの活動に於いて、どちらかというとギタリストとしてというよりギター講師として時間を過ごしてきたことからも、当然の帰結とも言えます。ですので、ステージやセッションでのさらなる現場でのノウハウを求める人がいれば、その道に於ける一流のプロフェッショナルな方を紹介させていただくことにしています。そのことを踏まえた上で、当ギタースクールに求めるところをご考慮いただきたいと思います。

 私は弾き方を矯正した結果、(まだまだ発展途上ではありますが)良い音色になってきていることを実感しています。ギターを弾く時に良い音色だと自分自身が思える時の感動は何物にも代えがたいです。演奏時に感じるこのうれしさを、私の示したいくつかの方法論によって会得される人がいたら、これほどうれしいことはありません。ある意味、「感動が共有、伝承される」ことだとも言えると思います。自分の曲を聴かせることで感動を与えることは勿論素晴らしいとも思いますが、私はそれを目指すだけでなく、ギター講師の仕事も大事なものだと思っています。ギター・レッスンは、そういう方向での志を同じくするギタリストと出会える貴重な場であるとも思っています。

2. 特色

特色

レッスンの録画

3台のカメラを切り替えながら録画します。
2020年1月からフルハイビジョン録画&USBメモリ記録方式に変更となりました。

レッスンの模様をUSBメモリを持ち帰って確認可能

 2009年度から、レッスンの模様を録画するシステムを導入しました。生徒の手元、講師の手元、そして譜面のアップ画面という3台のビデオカメラを切り替えながら、レッスンの模様をリアルタイムでUSBメモリに録画していきます。
 録画されたUSBメモリをレッスン終了時にお渡しします。
※USBメモリはご持参下さい。


■CAMERA-1:生徒の手元・・・生徒の弾き方が一目瞭然です
CAMERA-2:譜面台・・・・・譜面に書きこんだりしながらの様子を映します
CAMERA-3:講師の手元・・・宮脇の弾いているところを映します

レッスンの録音媒体等について
 レッスンの模様を記録した動画はハイビジョン動画(mp4方式)となります。1時間あたり約8GBサイズの容量ですので、16GB以上のUSBメモリをご持参下さい。大多数のUSBメモリは
■MS-DOS方式フォーマット・・4GB以上の動画が保存できない
という状態ですので、こちらで
■exFAT方式フォーマット・・・4GB以上のファイルを扱える、現在主流のフォーマット方式。Windows、Mac、iPhoneなどでも読むことができます。
ということで、当スタジオでexFAT方式にフォーマットすることが必要となります。ですので中身を消去しても構わないUSBメモリを必ずご持参くださるようにお願いいたします。

レッスン内容のサンプル動画


レッスン内容サンプル「Aマイナー・ペンタのスライド・ポジションによるアドリブ」の抜粋です。実際のレッスンではこの動画の講師手元・受講者手元に加えて、譜面台のアップ画像が加わります。


音楽理論の様子はこちらです。受講者はモニター画面と全く同じ映像をUSBメモリで持ち帰って復習することができます。



モニター画面


生徒の手元を映すモニター画面
弾き方を液晶モニター画面でリアルタイムに確認する

 従来は鏡に映してフォームを確認していただくレッスンでしたが、録画システム導入にあたり、その模様をモニターできるようになりました。鏡だと反面脳内変換が必要となりますが、モニターはその必要がありません。レッスン室内に設置された32インチ液晶モニター画面で自分の弾き方をリアルタイムに確認することができます(写真は20インチですが、現在は32インチモニターに換装しています)。モニターに映し出された映像は、レッスン後にUSBメモリでお渡しします。


 当ギタースクールでは、弾き方によるニュアンスの違いを明確に聴き取ることができるよう、可能な限りクリアーな音質を目指しています。ギターからの信号はKORG MV-50ギター・プリアンプに入り、Sound Craftのアナログ・ミキサーへ出力されます。そこで最小限のレキシコン・リバーブが付加され、レッスン室のモニター・スピーカーであるヤマハNS-10Mより音が出る構造になっています。タイムラグの問題やリアリティの観点から、徹底的にアナログにこだわった音響機材です。伴奏は主にiReal Proを使用しています。また教材によってはLogicのシーケンスソフトも使用します。これらの機材は、教則本の付録CDのレコーディングで使用しているシステムと同一です。

手ぶらレッスン


ギブソン・レスポール始め、弾きやすいギターを用意しています。

 レッスン室にはさまざまなギターがあります。レスポール、ストラト、テレキャス、タイプのギターがあり、いずれも20万円超の良い出音のギターばかりです。弦のゲージは010〜046(エリクサー)、となっています。フルアコはアイバニーズのジョージ・ベンソン・モデル、アコースティック・ギターはマーティンHD-28、ガットはヤイリCE-3を用意しています(機材は随時入れ替わっています)。当ギタースクールでは、特定のギターに依存しない弾き方を推奨していますので、どうぞ手ぶらでお越し下さい。もちろんギター持ち込みも大歓迎です。
※レッスン室に置いてあるギターは、レコーディングなど含めて使用していますので、随時種類は変わります。予めご了承下さい。

3. 内容

内容

レッスン内容について

各自の習熟度・指向に合わせたレッスン内容を

 各自のレベル、方向性に応じてレッスン内容は変わります。以下に紹介する各項目は、おおよその概要だと思って下さい。エレキ・ギターは他の楽器と比べると、パンク、ブルース、ロック、ジャズなどスタイルが多岐にわたります。そのためにも、初回に送っていただくプロフィールには出来るだけ詳細にご記入ください。好みのアーティストやマスターしたいスタイルを講師側が知っておくことで、レッスン時の空回りを防ぐことができます。また毎レッスン時の最初に、当日希望のレッスン内容があればお気軽に申し出て下さい。たとえば数日後に学園祭があってそのソロがうまく弾けないなど、レッスンの流れと直接関係の無いことでも構いません。お任せコースの場合は、こちら側でモチベーション高く臨める内容を提示させていただきます。

レッスンで使用する教材について

教材例:枯葉コード進行アドリブ例 レッスンで主に使用するのは専用の当ギタースクールのオリジナル教材で、1枚ずつのプリントとなっています。それをA4横ファイル(初回に無料で差し上げています)に綴じていくことで、やがて生徒さんそれぞれの教材が出来上がっていくというスタイルです。お渡しする教材には余分な説明文が書かれていません。レッスンの模様を自宅でプレイバックしながら、プリントに手書きであれこれと注意事項を御自身で記入していって下さい。この書き入れという作業は、受験勉強などではお馴染みの手法です。今まで20年近くギターを教えてきていますが、このオーソドックスな方法はやはり効果が高いようです。だからどんどんプリントにメモを書き入れて、教材が古びていく風情を楽しんでください。教材の目的は揃えることではなく、いかに身になったかどうかに尽きますので。

レッスンの模様を自宅でプレイバックしながら、手書きでメモ入れすることでレッスンの復習効果が高まります。

コピー曲について

 当スクールでは、生徒さんからの希望が無い限り、あまりコピー曲を取り上げません。それは生徒一人一人の好みが厳密には異なるためと、弾き方、アドリブ、理論を学ぶためには、コピー曲を使うにしても、その一部分を抜粋した方がより効果的だからです。またタブ譜の読み方を知っていて、あとはいかに自宅練習するかというレベルであれば、高いレッスン料金をわざわざ支払う必要も無いと考えるからです。しかし、学園祭が近いなど、いろいろコピーに関してご質問をいただくのはいっこうに構いません。レッスンの開始時にそれを申し出ていただき、スコア譜とCDなどの音源を持参してもらって、それを見て聴きながらアドバイスしていきます。
 ジャズに関しては、スタンダード曲を覚え、演奏することは非常に重要な部分を占めていますので、基本的なコード進行などを学んだあとは、必須とされるスタンダード曲を多く取り上げていきます。

■コピー曲
各生徒の音楽的指向に応じて課題曲を選択
■必須アーティスト
The Beatles、Char、Led Zeppelin、Larry Carlton、Eric Clapton、Wes、etc… 、その他、ジャズのスタンダード曲
■セッション曲
 ジャム・セッションでよく取り上げられる定番曲(The Chicken、Sunny、Cantaloupe Island、etc…)

教則本について

 きちんと積み重ねていけるという意味で、ギター基礎トレ365日!を教材としてレッスンしている生徒さんもいらっしゃいます(生徒側の希望により)。
 私は今までに幾冊かの教則本を出していますが、それを標準テキストとして購入を強制することはありません。あくまでも主体はレッスンのために独自に作ったオリジナル教材です。ただし、たとえば弾き方について相当な時間を割く必要がある場合、究極のナチュラル・プレイ・フォームを手に入れれば、レッスンを受けなくても理解できてしまう部分が多々あります。私としましては、レッスン後に本を買って「なんだ、今日レッスンしたこと載ってるジャン、損したぁ。。」という感情を抱かせてしまうことは本意ではないので、そういう場合「レッスンを数回受ける分がこの本に書いてあるから、買っておいてレッスンを受けた方が得ですよ」という言い方で勧めることはあります。だって、本は二千円前後、レッスンは1回1時間につき¥6,000もしますから。。その上で、本では伝わりきれない微妙でかつ大切なことをレッスンしていければ、生徒さんもレッスンに来て良かったと感じてくれると思うのです。そういうスタンスで教材を考えています。今となっては、レッスンで使用している教材を教則本に掲載する機会が多くなりましたので、教則本から抜粋することもあります。

参考となる教則本

■フォーム
単行本:究極のプレイ・フォーム、良いカッティング悪いカッティング
DVD:ピッキング・フォーム完全攻略、フィンガリング・フォーム完全攻略
■コード作り
単行本:らくらく理論ゼミナール、最強のギター・アレンジ・ネタ帳
DVD:宮脇俊郎流 音楽理論ゼミナール、コード理論完全攻略
■アドリブ
単行本:1日1本!弾ける作れるギター・ソロ
DVD:アドリブ・ソロ完全攻略
■ジャズ
DVD:ジャズ・ギター完全攻略(ソロ・プレイ編・コード・プレイ編)
フォーム、トレーニング
■右手のフォーム
 カッティング、単音カッティング、単音ミュート・カッティング、オルタネイト・ピッキング、スィープ・ピッキング、スリー・フィンガー、指併用ピッキング、etc…
■左手のフォーム
正しい運指と構え方、ハンマリング&プリング、チョーキング、ビブラート、チョーキング・ビブラート、ストレッチ、ミュート、タッピング、etc…
■リズム・トレーニング
4連フレーズを3連符、5連フレーズを16分音符、ハネたリズム、シャッフル、メトロノームの使い方、etc…
アドリブ
■スケール
スケール
メジャー・スケール、マイナー・スケール3種、オルタード、チャーチ・モード、ホール・トーン、ディミニッシュ、コンディミ、etc…
オルタード7thスケールについての教材
■目標
 各コードのコード・トーンを認識しながら弾けること。また、部分転調にも対応できるスケール・チェンジの修得、マイナー・ペンタを中心に、さまざまなコード進行をうまく切り抜ける手法、etc…
■コード進行の一例
・F△7 - Em7(その他ダイアトニック・コードを使ったコード進行)
・Am7  - D9(ドリアン・モード)
・スリー・コード(key=G、A、E、Bb)(シャッフル、16、8ビート)
・スリー・コード変形(軽度)
・スリー・コード超変形(ジャズ・ブルース)
・ジャズ・スタンダード
・Am7 - Cm7ーG△7ーC△7ーAm7 - Cm7ーF#m7-B7(同主転調)
・Fm - C(サブドミナント・マイナー)
・その他、考えられるコード進行を網羅

オリジナル曲のアドバイス

■デモテープの持参
 自信のある1曲のWAVファイル等をレッスン時に持参して下さい。ご持参のiPhoneなどをミニジャック経由で出力することも可能です。生徒さんのオリジナル曲に対して、審査員的な視点からアドバイスすることが可能です。メロディの構築、それに見合ったコード進行のバリエーション、また間奏の配置や全体の構成など、よほどの難曲で無い限りは、その場で提示することができます。1曲聴くだけで数分かかることから、レッスンでのアドバイスは1回につき1曲までとしています。

セッション感覚の養成

■伴奏マシーン 、ピアノ
 当ギタースクールでは、iReal Proを用いて伴奏を鳴らし、ギターを弾いてもらうことが多いです。ほとんどの場合、ギターは他の楽器を意識して演奏するからです。また、私の弾く電子ピアノに乗せてギター・ソロを弾いてもらうこともよくあります。ちょっとしたピアノとのデュオ気分を体感してください。

作曲&アレンジ

■その場で作曲・アレンジ
 当スクールでは、作曲やアレンジも実施しています。60分だと少し厳しいのですが、90分コースであれば、ゼロの状態から1曲に仕上げていくことをレッスンとして実施しています。少しだけでもリフなどアイデアを出してもらい、それを講師側がアドバイスを加えながら楽曲として仕上げ、実際に演奏を録音していくレッスンを実施しています。何回かレッスンすることで楽曲を創り上げるコツを掴む生徒さんも多数いらっしゃいます。またコード進行とメロディだけの楽曲をアレンジしていくレッスンも実施しています。

レッスンの方向性に関してのすり合わせ

■できること・できないこと
 生徒さんの要望は、細かくいえば一人一人異なります。公的な指導要領の無いレッスンですので、生徒さんからいただく要望が原則的に最優先となります。しかしながら、要望をそのまま聞いていて、それに単に合わせるレッスンが効果的だとは必ずしも言えません。生徒さんの最終到達目標に導く場合に、いったん回り道をした方が到達しやすくなる場合もあり得ます。むしろ、生徒さん一人では予想できない道筋を(納得してもらいつつ)アドバイスすることのできる能力が、講師のスキルと言えます。
以下に例を示します。
「この曲の速弾きフレーズが弾けるようになりたい」という要望があった場合
(生徒の要望そのままを聞いたレッスン)
→そのフレーズを何回も練習させるというレッスン
     VS
(生徒の最終到達目標に達するために効果的なレッスンの提案)
→現状だと運指が暴れすぎていているので、フィンガリング・フォーム確立に効果的な基礎フレーズをいくつか提示して、基礎力のアップをはかるという提案
→速弾きフレーズで弾かれているスケールの基礎練習フレーズを提示し、その基礎練習をまずしっかりやってから実例に臨むという道筋の提案
→ピッキングが整っていないことが原因と考えられる場合、そのピッキングの基礎スキルをアップさせる基礎フレーズの提案
 いずれの場合も、生徒側が納得してもらえることが前提になります。しかしながら、生徒側からの提示が、明らかに目標到達に対して効果的とはならないと講師側が判断した場合、それについてはできないという旨を講師側から提示します。レッスン内容の強制的な押し付けは、最もしてはならないことであると僕自身が思いながら日々レッスンしています。ただし講師側が気付かないうちにそういう状況になっていて、そのことを訴えにくいケースもあり得るかもしれません。そういう状況だと判断された場合はすぐに遠慮なく申し出て下さい。強制的な押し付けや内容の提示は本意ではありませんので即座に改善することをお約束いたします。また当スクールは入会というシステムではありません。いつでも任意に休止することが可能です(レッスン予約を強制的にお願いすることはありません)。

(2017年12月12日加筆)

(注意喚起)身体状況に応じた練習のペースについて

■腱鞘炎の症状について
 ギターをオーバーペースで練習し続けると、左手の指のスジが痛くなるという腱鞘炎の症状が出る場合があります。ギターを弾く場合はある程度の指のストレッチが必要になりますし、日常生活ではやらないような体勢で指を動かす状況もあります。左手の土台部分(手の甲)はある程度一定のフォームをキープしつつも、指のスジは常にリラックス、これがフィンガリングの基本ですが、気付かぬうちに指のスジがリキんだ状態で弾き続けるケースもあり得ます。
 レッスン時はリキんでいるかどうかに対してある程度気付き、指摘することができますが、スジがどのくらいリキんでいるかどうかは、身体内部のことでもありますので推量判断でしかありません。また自宅での練習量や環境については講師はチェックできないため、「身体に支障の無い範囲でお願いいたします」と申し上げるのが精一杯です。指先の運動は筋肉の収縮によるものですから、肉体的なトラブルの発生懸念はスポーツと同じです。当スクールのレッスンでは指のストレッチ度チェックなど実施したりしますが、それはストレッチがある程度できないと逆に力が入ってしまいやすいからです。つまりストレッチというのは、リキみを軽減させるための目的でもあります。ただし過度のストレッチ運動はスジを痛める場合もあり得ますからくれぐれもご注意下さい。
 練習ペースについてはどれくらいの反復が適切かどうかは、人によって最適値は異なります。いくらフォームが正しくても、肉体的な運動であることには変わりありませんから、当然許容量は存在します。つまりフィンガリング・フォームやピッキング・フォームがいくらリラックスしていても、過度の演奏は腱鞘炎の発症もあり得るということです。仕事上で左手を酷使する人は、ギターの練習ペースは通常よりも少なくしないと腱鞘炎等のトラブル発生懸念が高まります。これは日常生活全体から最終的には判断する必要があるので、講師側は、一般的な練習ペースを提示することしかできません(生活全てをコントロール下に置く全寮制の教室ではある程度の予測はできるかもしれませんが、それでも各個人の体力・骨格は異なりますので絶対的な値は存在しません)。
 当スクールに通われている生徒さんは、月1回〜月2回の割合がほとんどです。つまり、生徒さんがギターを練習している時間全体を監視することはほぼできず、生徒さんは自己判断で練習ペースを加減していただく必要があります。ある人は1日8時間弾いても大丈夫でも、ある人は1日数時間以上弾いていたら腱鞘炎になってしまうというケースがあり得ます。練習のペースなどはある程度提案させていただきますが、ギター演奏は肉体的な動作であり、その練習ペースというのは最終的には個人で判断するしかないことを常に意識して下さい。腱鞘炎になってしまうと癖になりやすく、また症状が出るとギター演奏を休むしか方法がありません。これらのことは、当スクールのみならず、教則本や教則DVDをガイドとして練習している全ての人に対して言えることです。上記のことをくれぐれも留意の上でギターの練習をするようにして下さい。

(2017年12月12日加筆)


■ジストニアの症状について
 この病名について初めて聞いたという人は、ウィキペディア等を参照して病気の概要をまず理解して下さい。腱鞘炎に比べると認知度は低いのですが、ギターやピアノ、ドラムなどの演奏者、ヴォーカルなどにも発症するかなり深刻な病気です。今まで超速弾きなどが難なく弾けていた人が、ごく簡単なフレーズが弾けなくなったり、あるいはヴォーカルの場合だと、目標の音程を出そうとしても一切出せなくなったりする症状が出ます。ジストニアにはいろいろと症状があるようで楽器演奏者にとって最も関係あるのが、局所性ジストニア(フォーカルジストニア)という病気です。
 楽器演奏修得には反復練習が欠かせません。特にクラシック音楽は即興という要素がほとんど無い為に、同じフレーズを何度も何度も反復して練習を重ねます。アドリブ重視のエレキ・ギターであっても、定番的なランフレーズなどを何度も繰り返し練習して、ここぞという時に繰り出せるようにボキャブラ化するべくトレーニングを重ねます。「血と肉にするくらい何百回も弾きこんで自分のフレーズにしろ」という感じで先輩から教えられたことが自分にもあります。これは楽器演奏修得時の一般的なトレーニング方法で、楽器修得のみならず、音楽ではない技能修得であっても共通する考え方です。
 楽器演奏の場合は上記の腱鞘炎への懸念から、リキまないように注意しながら練習を重ねます。言い方を換えれば、リキみなどが特になく、スジの痛みなども特になければ、無制限に反復練習を重ねてしまいやすいということです。
 ジストニアはまだ解明されつくされてはいない病気ですが、脳から筋肉に信号を伝達する時の、神経系の病気であるようです。医学面の専門家では無いのでこれ以上の言及は誤解をもたらしかねないので避けますが、反復練習の繰り返しによって、そこでショートカット的なようなものができてしまい、異なるフレーズを弾こうとすると強烈な違和感が出たりして、指がハネ上がるなど意図しない動きが発生したりするようです。ボツリヌス菌という毒素を注射することで症状の緩和をはかる方法などいくつかあるようですが、ギタリストとして著名な田中義人さんやIMAJOさんは、脳手術の結果、完治したようです。
田中義人さんのジストニアに関するブログ(スガシカオさんからのリンク)
IMAJOさんのブログ
 この病気は、コブクロヴォーカルの小渕さん(発声時頸部ジストニア)など、演奏パートに依らずに発生する難病です。もの凄い量の練習を重ねても一切発症しない人もいれば、それほど練習しなくてもいきなり発症する人もいるようで、これについては予想がつかないのが現状のようです。またギターだとジストニアの症状が出るのにピアノだと症状が出ないなど、一筋縄ではいかない症状なので、楽器演奏を教える立場にいる人は特に注意して情報を収集した方が良いと思います。腱鞘炎に対する知識は比較的あってもジストニアは周知度が低いようですし、腱鞘炎よりも時には深刻な影響をもたらしてしまいますので。
 当スクールでのレッスンでも、フレーズの反復による演奏修得を勧める場面が数多くあります(1〜2回フレーズを弾いただけでニュアンス含めて完全に音楽的に演奏できる人は、そもそも当スクールへ来られないはずです)。ただし過度な反復練習はジストニアだけでなく腱鞘炎の発生も懸念されます。というか“過度”という言葉の程度は、最終的には不明です。講師自身が100回弾いて大丈夫だったとしても、生徒さんによっては数十回弾いたら発症するというケースもあり得るということです。腱鞘炎ならスジが痛いとかある程度の症状はつかみやすいですが、ジストニアは症状としては全く出ないこともあるので、練習の最適値というのは、個人によって異なります。
 当スクールでは、レッスンのみならず自著でもリラックスしたプレイ・フォームを推奨しているので、一般的に想定される以上の練習量はかえってマイナスになりかねないと、伝えることもあります(たとえば休憩もとらずに1日何時間も弾き続けるような過度な練習ペースなど)。「イングヴェイ・マルムスティーンが1日8時間くらい練習を積んでたんだ、おまえもそれくらい弾かないと」みたいなおおざっぱな指導法は、生徒さんの練習の最適値を超える場合もあり得ます。生徒さんが自宅でどのように弾いているのか、その練習量やリキみ具合、弾いている姿勢も、正確なことは分からないですし、また体質的・性格的に病気を発症しやすい可能性も考えられます。これは投げ出しているわけではなくて、生徒さんの体質や性格などにも注視しながらアドバイスをするということです。
 上記の発生懸念からも、当スクールでは命令口調にならないように注意しながら、練習ペースに対するアドバイスをする、という形にとどめるよう心がけていますので、レッスン受講の際も、あるいは自著の教則本や教則DVDを使って練習する際にも、ご自分の身体に合った練習ペースは、最終的にはご自分でご判断くださるようお願いいたします。

(2017年12月12日加筆)


 最近、SNS上でジストニアという言葉を目にすることが多くなったこともあってか、
「私はジストニアでしょうか?」
「ジストニアと思われますが、どんな練習をすれば良いですか?」
等の問い合わせをいくつか頂くようになりました。
 まず最初にお断りしておきますと、
当ギタースクールではジストニアという症状がある人に対して、効果的な練習方法などを提示できる保証が全くできません。

その根拠はおおまかに下記となります。
■ 医学界でもまだ研究し尽くされていない分野
■ 目視できるアクションそのものが原因ではなく、信号伝達や脳内処理が関わる症状
 → 医学的な精密検査を実施しない限り、本当のところは分からない
■ 私自身がジストニアを発症したことが無い
 → 経験則からのアドバイスができない

 一つ言えることは、この病気は(程度の差はあると思いますが)そうやすやすと治るものでもなく、特に音楽を志す人にとっては、人生の方向を変えなければいけないかもしれないシリアスなものです。だからこそ、憶測による判断はとても私にはできません。
 ジストニアという病気を抱えた場合、それを公開することは勇気や覚悟もいることですし、またそういうことを人前で語る気持ちにもなれない、というのももっともなことだと思います。
 私はだからこそ、この件に関して、発症の有無を相手に安易に提示したり、あるいは対処治療やレッスンなどは、現在一切実施していません。

自分がジストニアかな?と思ったら迷いなく専門の医療機関に問い合わせてくださいますよう切にお願いする次第です。

(2022年2月15日加筆)


4. コース

コース

レッスン・コースについて

個人カスタマイズを基本に、さまざまなコースをご用意しています

下記コースはあくまでも目安です。各コースを横断するような受講も随時可能です。

超初級コース

ギターをまだ触ったことの無いような初心者を対象にしています。
【項目】
各弦のチューニング、ギターの構え方、良いギターの選び方、毎日の練習法、基本的なコードの押さえ方、ドレミを弾く、etc…
【参考テキスト】
できる DVDとCDでゼロからはじめる エレキギター超入門
ギター基礎トレ1ヵ月! 脱初心者編
DVDでギター上達! 究極のナチュラル・プレイ・フォーム

初級コース

ギター歴数ヶ月〜1年程度で、CやGコードくらいならなんとか押さえられるくらいの初心者を対象にしています。
【項目】
さまざまなコード、必要最小限の音楽理論、指板上の全ての音を把握する、アドリブの超基礎、コード・カッティング、etc…
【参考テキスト】
ギター基礎トレ365日!
究極のギター練習帳(大型増強版)
バンバン上達!究極のギター練習DVD

中級コース

コピーして練習したらなんとか弾けるけれども、ちゃんと弾けない、リズムが合わないなど、上達に壁を感じている人を対象にしています。
【項目】
マイナー・ペンタによるアドリブ・プレイ、単音カッティング、単音ミュート・カッティング、読譜の練習、etc…
【参考テキスト】
究極のギター・トレーニング・バイブル
フローチャート式ギタートレーニング
最後まで読み通せる音楽理論の本
「ギターが下手」、原因の90%はリズム感
DVD&CD付き 良いカッティング 悪いカッティング 完全版

上級コース

プロフェッショナルなレベルに到達できない、良い音だと言われないと悩んでいる人にオススメです。初級〜中級の総チェックも含まれます。
【項目】
キレの良いカッティング、さまざまなスケールを使ったアドリブ、コード進行に沿ったアドリブおよびソロの構築、サポートワークに必要なスキル、etc…
【参考テキスト】
最後まで読み通せるアドリブ理論の本
プロ・ギタリスト育成塾 鉄壁の総合力
ギターの音作り入門

音楽講師養成コース

公的な資格というものが無いのが現状の音楽講師ですが、音楽理論を伝える方法、初心者に対してどのようなところから指導を始めるのが良いか、アドリブの指導法、リズムトレーニングのコツ、教室の運営方法全般など、求められるスキルは非常に高いと言えます。ご要望に応じて必要な課題を出していきます。
【参考テキスト】
音楽講師の始め方と続け方

音楽理論修得コース

特に楽器は問いません。調号、音部記号、拍子記号、転調、ダイアトニック・コードなど、ポピュラー音楽を演奏・構築する上で必要となる音楽理論を、チェックテストも含めながら修得を目指します。この講座をマスターすれば、ジャズスタンダード曲のほとんども短時間でAnalyze(=解析)可能になります。
【参考テキスト】
宮脇俊郎のらくらく理論ゼミナール
最後まで読み通せるジャズ理論の本

セッション曲マスターコース

初級〜上級コースでも適宜取り上げますが、特にジャム・セッションに通っている・通いたい人にオススメのコースです。The Chicken、Feel Like Makin’ Love、Sunnyなど、ジャム・セッション定番曲をどう解釈するのか、ソロのアプローチ、ジャム・セッションに適したバッキング・プレイなど、修得を目指します。
【参考テキスト】
雑多にコード・ジャム・セッション!
ギタリストのためのジャム・セッション完全ガイド
ギタリストのためのジャム・セッション・レパートリー曲集

弾き語りピアノコース

アコースティック・ギターの弾き語りのように、コード譜を見ながらピアノで弾き語りできることを目指します。アコギ弾き語りでは音符自体ほぼ見ないでコードを押さえますが、それと同様に音符を全く読めない人でも大丈夫です。これができるようになると、セッションで簡単な曲なら鍵盤を弾いたりもできて音楽生活が楽しくなるはずです!またコードの構成音が100%把握できるようになるので、ギター・プレイにも絶大なる効果をもたらします。(※このコースは通常のレッスンに加えて単発で受講するのがオススメです)
【参考テキスト】
ギタリストとベーシストのためのポピュラー・ピアノ入門

ベース・ライン構築コース

さまざまな楽曲において、どういうベース・ラインで弾けば良いのか、それに必要なスキルを学んでいきます。毎回いろいろが楽曲の譜面を提示し、それに対峙していくことによって、歌謡曲〜ロック〜ブルース〜ジャズに至るまで、さまざまなベース・ラインの構築が可能になります。
【参考テキスト】
市ヶ谷低音ゼミナール
ルート弾きから前進! なるほどベース理論ゼミナール

アレンジ・作曲コース

「オリジナル曲を作りたいけれど、どのように作っていったら分からない」「曲を作ったけどバンドでどのように演奏したら良いか分からない」などの悩みをもつ人に最適です。島村楽器が毎年開催しているHOTLINE、録れコン、アコパラなどの審査員を長年務めてきたノウハウを生かしながら、客観的視点をもちながら楽曲を仕上げていきます。90〜120分コースなら、ゼロから曲を作り、一応聴ける作品に仕上げるという工程を体感できます。
【参考テキスト】
Go! Go! GUITARブックス 絶対曲が作れる! ギタリストのための音楽理論 CD付
最強のギター・アレンジ・ネタ帳

全てのコースの料金は同じです。作曲を受講したりセッション曲をマスターしたりなど、切り換えも随時可能です。

各コースの内容はあくまでも目安です。それぞれ標準的な推奨テキストはありますが、それだけでなく毎回レッスン専用プリントをお渡しいたします。その時々で演奏してみたいものは変わるものですが、それに応えるだけでなく、個人では気付かない音楽の魅力やプレイなども提示するように心がけています。3年後くらいに「受講して良かった」と言ってもらえるようなレッスンを目指しています。

5. 料金(下北沢新教室での直接レッスンについて)

料金

レッスン料金について
(オンラインレッスンについてはこちらをご参照下さい)

初回レッスン料金→¥3,500(60分)

※2回目からは通常のレッスン料金となります。
※初回はコースの説明やスキルチェックやご希望をお伺いするために、実際のレッスンは40分前後となります。何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。

当スクールではレッスン料金以外(入会金・設備費など)は一切かかりません。

チケット御利用の場合→¥5,000(※12回分チケットご購入で1回あたりのレッスン料金)

単発予約1回1時間→¥6,500(60分レッスン) 

※レッスンは1人の個人レッスンとなります。
※5分程度の準備がレッスン時間の中に含まれます。
※オンライン個人レッスンも下記チケットを適用することができます。

チケット料金表

※1回あたりの料金とは、60分・90分・120分それぞれ1回あたり換算の料金です。
※1時間あたりの料金とは、各料金が60分換算で単価がいくらになるのかの料金です(小数点切り捨て)。
※チケットは全て前払い一括支払いとなります。
※2024年以前にご購入され、ご利用を続けているチケットにつきましては、追加料金無しでご利用になれます。

平日朝割!(1時間レッスンが¥4,500で受講できます)
※ 2024年1月から価格と対象時間帯が改訂となりました。

土日祝日を除く平日下記の午前〜昼間枠

・09:30〜10:30(60分)
・11:00〜12:00(60分)
・13:00〜14:00(60分)
・14:30〜15:30(60分)

の4枠について、1時間レッスンが¥4,500で受講できます。
(※上記4枠の時間帯のみ適用になります。なおこの料金はチケット料金よりも割安なため、現金のみの扱いとなりますのでご注意下さい。)


【90分・120分平日早割レッスンはさらに割安です。】
・90分レッスン…¥6,000(90分)
・120分レッスン…¥7,500(120分)
(時間帯は9:30〜15:30の枠内で応相談となります)



教材

教材・ファイルを無料で差し上げます。
レッスン代以外にかかる費用は一切ありません。

録画

当日のレッスンをフルハイビジョン動画で録画し、USBメモリに入れて無料でお渡しします(USBメモリは持参して下さい)。
録画費用はレッスン代に含まれています。
3カメラシステムを切り替えて録画しています。

録音

お渡しするUSBメモリに入る動画ファイルには音声も収録されていますが、スマホやICメモリなど、その他に録音していただくことも出来ます。
体験レッスンの有無
当ギタースクールは全国から単発でレッスンに来られる方も大勢いらっしゃいます。また拙著を読んだ上で来られる方も多いです。そのような事情から、無料体験レッスンというシステムはありません。初回より通常の有料レッスンとなりますのでご了承下さい。
ただし初回レッスンはどの時間帯でも1時間¥3,500となります。

キャンセルについて

●予約日の一週間前までは無料キャンセルです。
●予約日の6日前〜予約日の当日キャンセルは、100%の有料キャンセルとなりますので、くれぐれもご注意下さい。
→有料キャンセルの場合は、次回レッスンにて30分無料延長サービスをさせていただきます。
(キャンセル例)
1月7日のレッスン予約日に対し、1月1日にキャンセル連絡を入れたとする
→無料キャンセル
1月7日のレッスン予約日に対し、1月2日〜1月7日にキャンセル連絡を入れたとする
→100%の有料キャンセルとなりますが、
→次回レッスン時に30分無料延長サービスさせていただきます。

6. 時間帯

時間帯

レッスン実施時間帯の目安

10:00〜22:00が稼働時間の目安です。

当スクールは完全予約制となっていますので、空いていればご希望の時間帯で予約を取ることが可能です。ただし、15:05みたいなハンパな時間設定は間違いの原因ともなりかねないために、10:00〜 10:30〜 11:00〜 11:30〜というように把握しやすい時間帯でお願いしています。

7. 予約

予約

レッスン予約に関して

予 約 の 方法

 電話ではなくメールでお願いしております。口頭だと聞き取り間違いなどが発生する可能性があるためです。

初回時の予約

 下記の予約記入フォームをクリックし、そこから予約手続きして下さい。
予約記入フォーム(PC用)
予約記入フォーム(スマホ用)
予約フォームへのQRコードはこちらです。
※予約記入ページでうまく送信できないという場合は、通常のメール(宛先:)でも予約が可能です。
その場合、本名・住所・電話番号・好きな音楽・ギター歴を必ず明記して下さい。
ご本人確認のために電話確認(発信元:Tel.090-9955-76××)させて頂く場合があります。何卒ご理解下さい。
諸事情によりレッスンをお断りする場合もございます。予めご了承下さい。
こちらからはPCメールにて返信いたします。携帯メールなどで受信拒否設定されている場合は、を拒否設定から外して下さい。
※特に携帯メールをご利用の場合は、当方のPCメールアドレスが拒否設定に引っかかる度合いが高いようですので、可能な限りgmail等のPCアドレスをご使用下さい。

2回目以降の予約

 レッスン終了後に直接口頭で予約確認し、レッスンファイルに宮脇が予約確定日時を記入する方法をとっています。
後日でのレッスン予約はメールで(宛先:ピクチャ 1.png)でお願いしています。
メールでのレッスン予約方法
 メールのやりとり例(人生 弦太さんを例にした場合)
「人生 弦太ですが、レッスンをお願いします。
3月18日(木)、3月24日(水)、3月25日(木)の
12〜18時の間が空いてます。
よろしくお願いいたします。」
とメールいただければ、
「宮脇です。3月25日(木)14:30〜でしたら
おとりすることができます。いかがでしょうか?」
と宮脇が返信します。
「人生 弦太です。では3月25日(木)14:30〜でお願いします。」
と人生さんが宮脇宛に返信します。
「宮脇です。
3月25日(木)14:30〜でレッスン確定しました!
では当日よろしくお願いいたします。
(※確定の報告につきこれで問題なければ返信不要です^o^)」
というレッスン確定メールを人生さんに送信、
これで完了です。
宮脇が困ってしまう予約問い合わせ例
「あの、次回取りたいのですがどこか空いてますか?」
→【なにが問題か】名前が記載されていない。間違いを防ぐためにも、メール本文もしくは件名にお名前を毎回ご記入ください。
「あの、山本なんですけど次回取りたいのですがどこか空いてますか?」
→【なにが問題か】同姓の方も多くおられるので下のお名前もお願いします。
「山本太郎ですが空いてる日、あります?」
→【なにが問題か】こちらから予約日を提示しても、その合間に他の生徒さんから予約の入ることがあります。生徒さん側からまずレッスン希望日を3〜4個提示いただく形式に統一させていただいています。
「明日、14:30からレッスンの予約入ってるんですが、その時間の都合が悪くなってしまいました。夕方以降などにずらせますか?」
→【なにが問題か】予約されたレッスン時間はあくまでその時間に対して有効です。ずらす、ということは予約した時間をいったんキャンセルして、他の時間帯を新たに予約し直す、という形となってしまいます。少しくらい融通も、、とは私も思ったりもしますが、ほぼ毎日6〜8人レッスンが入っているということと、いったん例外もOKとしてしまうと収拾がつかなくなる恐れがありますので、そうさせていただいてます。何卒ご理解下さい。

キャンセルについて(必ずお読みください)

 キャンセルは一週間前までは無料です。
一週間〜当日キャンセルは、全額100%キャンセル料金をいただきます。その上でこちら側のフォローといたしまして、次回予約時に30分延長サービスさせていただきます。
例)
当日キャンセルした人が次の予約を入れた時、
レッスン時間=90分(60分レッスン+30分延長サービス)
料金¥13,000=¥6,500+当日キャンセル料金¥6,500
キャンセルの事由について
 寝坊、本人のうっかりミス、体調悪化、急な用事など、キャンセルに至る事情は人それぞれに異なります。したがいまして当ギタースクールとしては、理由の如何にかかわらず、一律同条件のキャンセル扱いとさせております。ただし、親御さんやお子さんの大変な事情等が発生した場合、必ずお知らせ下さい。当ギタースクールとして、また宮脇個人として可能な限りの対応をさせていただきます。
交通機関の乱れにより他に代替の手段が全く望めない場合、時間の変更等はあり得ますが、基本的にはレッスン時間には余裕をもって間に合うようにお越し下さい。
戦争や天変地異など、社会情勢上の懸念がある場合などは、相談の上で再設定させていただく場合があります。

8. FAQ

FAQ

レッスン室に関して

下北沢教室には待合室&トイレがありませんのでご注意下さい。

Q: レッスン室は喫煙可能ですか?
 当ギタースクール内は全面禁煙です。当ギタースクールの入っている建物の周辺につきましても何卒ご遠慮下さい。
Q: レッスン時間の40分前に着きました。入ってもよろしいですか?
 レッスン開始時刻の0〜5分前から入室可能です。渋谷教室では広い待合室がありましたが、残念ながら今回の下北沢移転に伴い、待合室およびトイレが確保できませんでした。申し訳ございませんが、レッスン時刻ちょうどくらいを目指してお越し下さい。

Q: チャイムは鳴らしますか?
 レッスン御予約時間の0〜5分前であれば、チャイム無しでそのままドアを開けて入室して下さい。また入室されましたらドアの内鍵をかけていただけると助かります。

Q: トイレはありますか?
 今回の下北沢移転に伴い、お客様用のトイレがご用意できない状況になりました。しかしながら、当スタジオは駅まで走って30秒くらいですので、下北沢駅1階にある公衆トイレ、そして2階にエキウエトイレ(かなりキレイです)、新しくできた架線下のミカン飲食モールにトイレがあります(ここも非常にキレイです)。他にも1〜2分の距離に5箇所くらいありますのでそちらをご案内させて頂きます。

Q: 車で行きたいのですが駐車場はありますか?
 専用駐車場はありませんが、近場にコインパーキングがわりとたくさんあります。なお、当教室の入っている下北沢ハイタウンには、地下駐車場があります。ここは食料品スーパーのオオゼキと提携していますので、お買い物をオオゼキですれば、駐車料金がサービスになったりします。また、この地下駐車場からは、外に出ること無く教室まで来ることができますので、雨に濡れることが100%ありません。是非ご利用下さい。

Q: 電車が急に止まりました。どうしたらよろしいですか。
 電話が難しい状況もお互いあると思いますので、御予約の際にやりとりしたメールアドレスまでご連絡いだければと思います。

Q: 交通機関がやむを得ない事態かどうか、その判断基準はどうなっていますか。
 非常に難しい問題ですが、現在のところ原則として延長などのフォローなどはしておりません。
・いつも乗り継げるはずなのに、乗り継ぎ通路が通行止めで迂回したため乗り遅れた
・地元の方のローカル線で遮断機が上がらない事故が起き、そのせいで遅れた
 その他にも、本人に過失の無い交通機関の遅延は多数考えられます。また、電車遅延によるレッスン時間変更などが頻繁に起きると、自動車で来る人の工事渋滞、また、バスの場合はどうするのか、というように不平等になってしまいます。戦争とか、大地震など、社会的にどうしようもない事態を除いては、基本的に遅刻に関するフォローはしないということで、現在の生徒さんには了解していただいています。ただし早めに家を出たのに不可抗力でどうしようも無い事態とかもあり得ます。こちらとしても時間が調整付けば後ろにずらしたりという対処など、可能な限り対応させて頂きます。
 時間的に充分な余裕をみて来られ、喫茶店などでレッスンの復習などした上で来ていただけるよう、お願いいたします。

Q:無料体験レッスンはやっていますか。
 当ギタースクールでは、無料体験レッスン・レッスン見学はやっておりません。全国から1回限りのレッスンとして来られる方も多く、また拙著やDVDなどに目を通してから来ていただく方も多いことから、当ギタースクールは、初回から通常の有料レッスンとなる旨、何卒ご了解下さい。入会金・設備費・教材費などは一切発生せず、また1回ごとの予約システムなので支払に無駄が発生しにくいという意味で、当ギタースクールの料金システムをご理解いただければ幸いです。
現在、初回レッスンを¥3,500(60分)にて受講することができます。是非ご利用下さい。

Q:どのような方がレッスンを受けに来られてますか。
 小学生、中学生、高校生、大学生、会社員、医師、会社の経営者、主婦、プロ・ギタリスト、ギター講師など、いろいろな方が来られています。音楽専門学校に通いながら補強のために来られる人もいらっしゃいます。

Q: 地域的にはどうですか。
 関東圏の方がもちろん多いですが、九州から月1回飛行機で通われる方や、石川県から夜行バスでレッスンを受けに来られ、受講後にまたバスで帰られるという方もいらっしゃいます。

Q: 男女比率はどうでしょうか。
 男性9割、女性1割といったところです。

レッスン回数について

Q:平均どれくらいのペースで来ればよろしいのでしょうか。
 月2〜3回の方が最も多いです。当ギタースクールは録画・録音による復習を前提にしているため、自宅での復習次第で効果を高めることができます。もちろんモチベーションを維持するため、あるいは客観的視点が常にあった方が良いという方の中には、毎週通われているケースもあります。逆に2年に1回来られるという生徒さんもいらっしゃいます。自宅での練習環境は皆さん異なりますので、レッスン時にご相談いただければと思います。

Q: 60分、90分、120分というレッスン時間のメリット・デメリットを教えてください。
 通常は60分レッスンとさせていただいています。ただ遠方から来られる方、自宅で自分なりに練習を深めたい方は、90分を希望されている場合多いようです。120分というレッスンもやっておりますが、連続ですと集中力が低下するため、途中に必ず5分間休憩をはさむようにしています。その場合は、60分レッスン→5分休憩→60分レッスンという流れになります。

Q: レッスン時間の内訳を教えてください。
 入場し、手荷物を置いてチューニングするまでに約5分、終了時は手荷物の片付けと伝達事項などで約5分程度をみておいてください。60分のうち、50分が実質的なレッスン時間、準備等で10分とみておいて下さい。

レッスンの録画・録音システムについて

Q:録画はどのような方式ですか。
 レッスン室内に設置されたビデオカメラ3台(生徒1台、講師1台、譜面台1台)を講師が切り替えながら、ご持参いただいたUSBメモリもしくはSDカードに録画しています。2019年12月からハイビジョン録画方式へ移行しました。

Q: 録画した動画を見ることができません。
 2020年よりスタートしたUSBメモリ録画方式になり、DVD-Rで生じていてディスク不良などのトラブルはほぼ無くなりました。しかしUSBメモリの中には数回録画を繰り返すと使えなかったりするものがありますので、信頼性の高いUSBメモリをご持参下さい。また現在はSanDiskなどのメーカーからライトニング&USB端子付きのメモリも販売されていて、それだとiPhoneに挿してレッスン終了後に即動画を見ることができますのでご検討下さい。
当方の一方的な不手際により録画の閲覧が不可能になった場合には、次回レッスンを30分無料サービスさせていただきます。何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。


Q: 録画・録音は必要ないのですが、レッスン代は安くなりませんか?
 当ギタースクールのレッスンは、録画・録音を前提としています。教材や進め方もそれを考慮しています。何卒ご了承頂ますようお願いいたします。

Q: 受け取ったレッスン動画を他人に見せても構わないのですか。
 基本的には受講された本人が復習として役立てるために配布する動画ファイルですので、それを他人が見るというのは私個人としては複雑な胸中です。しかし例えば、受講された生徒の彼氏・彼女が遊びに来ていてそれを一緒に見てみるというのは、自然な気もします。音楽サークルの仲間が部屋に集まった時に「おい、レッスンの模様を見てみようか、宮脇っていう人、上手いのかな?」「いや、速弾きとかあまりできないらしいぜ」などと言いつつ見るのは、個人的には恥ずかしいですが、それを制限できる権利まで、私は有していません。ただし、YouTubeなどにアップして不特定多数の方が閲覧できる状況に置いたり、販売したりするというのは何卒ご容赦下さいますようお願いします。

Q: どんな心構えで臨めば良いですか。
 NHK教育テレビでは、よくピアノレッスンとかやってます。エレキ・ギターの一般的な教則DVDと決定的に異なる点は、そこに生徒がいるか否かです。テレビでは生徒にレッスンしていく様子を見せることで、聴衆は生徒に感情移入もできるし、レッスンもおのずと分かりやすい内容になります。というわけで、そういうレッスン番組に自ら出演した、と考えていただくというのはどうでしょうか。それを録画して、復習に役立て、また自分の演奏の歴史としても残していく。そういうスタンスで活用していただければ、レッスン時のプレイもより真剣になるでしょうし、本番に似た気持ちで演奏できるようになると思います。

Q:このギタースクールに通ったらプロの仕事を紹介してもらえますか。
 それはお約束できません。またそういうメリットを掲げるギタースクールでもありません。生徒同士の交流や、合同の発表会なども現段階では特にありません。個人的な弱点強化克服としてご利用いただいている方が多いために、そうさせていただいています。私の個人的なネットワークの範囲で、優秀な生徒を紹介していくことはあります。あくまでも突発的ともいえる話でもあるので、それをお約束できるものではありません。プロになるというよりも、プロフェッショナルとして相応しいスキルを身に付けるという方向性だとご理解していただければ幸いです。

9. アクセス

アクセス

スクールへのアクセスについて

教室は下北沢駅徒歩1分30秒くらいの場所にあります。建物のエントランスまでは改札から徒歩20秒くらいです。

 御予約いただいた生徒さんには、何号室までの詳細な住所をお知らせしています。
 当スクールは完全個人予約に特化した教室なので、第三者がいきなり訪れることもありません。またレッスン見学も実施していませんのでご安心してレッスンを受講して下さい。

10. オンライン・レッスン(サロン)

宮脇俊郎オンラインアドリブ塾

2018年1月〜2022年2月(現在終了しています)

長らくのご愛顧ありがとうございました。

(下記は開設当時の資料として残してあります)
 フェイスブックのグループコミュニティを活用したオンラインレッスンが、このたびライフベンドミュージックスクールの協力で実現しました。月に2回、リアルタイム映像で宮脇が塾生全員に向けてオンラインレッスンを実施。受講者はそれを視聴しながらその場で質問を(テキスト入力で)することができます。

 このコミュニティはフェイスブックのグループ機能を活用しています。宮脇が実施した月2回のリアルタイムレッスンは、アーカイブ化(=保存)され、いつでも後から視聴することが可能です。またレッスンで使用する教材は無料にて随時アップされます。また年に2回のオフ会(塾生限定、費用別途)を実施予定しています。
 レッスン内容は、広義的には「コード進行に沿ったアドリブが弾けるようになる」です。最初はペンタを使ったレッスンから始まりますが、まだ運指もおぼつかない人や、もっと難しいスケールを使いたい人、あるいは理論を中心に学びたい人などなど、そのニーズは多岐にわたります。そのため月2回のレッスンの他にも、不定期特別にて「スムーズな運指のためのエクササイズ」「ダイアトニック・コードを学ぶ理論授業」「とりあえずジャジィに弾きたいための美味しいフレーズコーナー」などなど、本編のコンテンツ以外のレッスンも実施します。それについても塾生は無料でリアルタイム受講が可能で、また後でそのアーカイブをいつでも視聴することができます。
 これまで全国でセミナーを実施してきて「定期的に受講したいけれども通えない」という声を多くいただき、しかしなかなかそれを実現する環境を構築できずにいました。スカイプやユーストリームなど今では方法はさまざまあるのですが、通信が途切れたり、あるいは受講する側の通信環境とのマッチング問題など、リスクが多く二の足を踏んでいたのです。
 今回、ライフベンドミュージックスクールの副島代表から、今回の企画をいただき実現することができました。僕自身もいろいろ楽しみながら全国のギタリストの皆様とリアルな時間を過ごしたいと思ってるので、是非是非ご参加いただければ嬉しいです。またこのグループコミュニティは、志を共有できる貴重な場でもあるので、参加者同士での交流も活発になればと思っています。

2017年12月
宮脇 俊郎


11. オンライン・レッスン(個人)

オンラインによる完全個人レッスンです

詳細はこちらをご覧ください。